
わが家の娘は、私が結婚が遅かったのでいわゆる「年を取ってからできた子」です。
そのためか、親としてはついつい甘やかして育ててしまいました。
欲しいものがあれば買ってあげるし、お出かけ先で何か欲しいと言われれば、深く考えずに買ってしまう。親バカと言われれば、その通りです。えっへん。
そんな娘も7歳になりました。
そろそろお金の勉強を始めてもいい頃かなと思い、金融教育の第一歩として誕生日にピンク色のかわいいお財布をプレゼントしました。購入場所はしまむらで1,480円。そして、そのお財布の中に初めてのお小遣い3,000円を入れて渡しました。
娘は大喜びです。
誕生日当日は、西松屋で300円の塗り絵を購入しただけ。家に帰ってからも、何度もお財布を開けてはお金を眺めていました。
「これは順調なスタートかもしれない」
そう思っていました。
しかし翌日、その考えは甘かったことを知ります。
家族で横浜のワールドポーターズへ遊びに行ったところ、娘は次々と買い物を始めました。
1,100円のラブブっぽいぬいぐるみ。
900円のおもちゃ。
さらにガチャガチャを300円分。
お財布を手にウキウキで買い物を楽しんでいます。
帰宅後、
「いくら残ってるの?」
と聞いてみると、
「400円!」
と即答。
ちゃんと残額を把握していることに少し感心しました。
数日後、その400円問題が発生します。
娘が妻に、
「キティちゃんのクリアバッグ買って!」
とお願いしていたそうです。
妻が、
「お小遣いで買えば?」
「今いくら持ってるの?」
と聞くと、
「400円!」
と自信満々に回答。
しかし当然ながら、欲しいクリアバッグは400円では買えません。
そこで妻が、
「100均なら買えるかもよ」
と提案し、二人で100円ショップへ向かいました。
ところが、そこには娘が気に入るクリアバッグはなかったようです。
そして帰宅後。
娘はポツリとこうつぶやいたそうです。
「なんでこうなっちゃったんだろう……」
思わず笑ってしまいました。
今までの娘は、お金を持っていなくても欲しいものがあれば親にお願いすれば買ってもらえました。
でも、お小遣い制度が始まると話は変わります。
お金には限りがある。
何かを買えば、その分だけ残高は減る。
本当に欲しいものが出てきたときに買えなくなることもある。
大人にとっては当たり前のことですが、娘にとっては人生で初めて体験する現実だったのでしょう。
たった数日でしたが、
「お金は使うとなくなる」
「欲しいものを全部は買えない」
「何に使うか選ばなければならない」
という大切なことを学べたように思います。
金融教育というと投資や資産運用を思い浮かべるかもしれません。しかし、その前に学ぶべきことは意外とシンプルです。
限られたお金の中で、自分で選択すること。
娘の「なんでこうなっちゃったんだろう」という一言は、金融教育の第一歩としては大成功だったのかもしれません。
親としては少し申し訳ない気もしますが、これからどんなお金の使い方を覚えていくのか楽しみです


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